IOC評価委員会視察が行われました

 3月4日から7日までの4日間、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の立候補都市を訪問して調査する国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会の視察が行われました。
 開催計画等の説明では、猪瀬知事ら東京都・招致委員会関係者に加え、安倍首相を始めとする政府閣僚、米倉経団連会長ら財界関係者、女子サッカーの澤穂希選手やフェンシングの太田雄貴選手ら現役アスリートなど各界の代表が出席し、オールジャパン体制で招致への情熱を訴えるとともに、優れた輸送インフラや最先端のテクノロジー、ハイレベルの安心・安全など、東京の都市としての魅力をアピールしました。
 また、競技会場視察では、アスリートファーストを掲げるコンパクトな会場配置を視察団に体感していただきました。2016年招致の際は1日だけだった会場視察が3日間に増えた一方、この3日間をほぼ予定どおりオンタイムで視察できたことにより、本番でも正確に輸送できるという大会運営能力の高さを実証しました。
 有明テニスの森の視察では、猪瀬知事がパラリンピアンの国枝選手とテニスのラリーを披露する一幕もありました。
 視察最終日の記者会見で、クレッグ・リーディ評価委員会委員長は、「招致委員会のプロフェッショナルな準備と協力に熱意を感じた。政府と経済界の強い支援も知ることができた」とコメントされました。
 今回の視察時に評価委員会側からIOCの支持率調査結果が報告されました。東京で70%、全国(東京以外)で67%と、ロンドンオリンピック・パラリンピック大会での日本人選手の活躍以降、確実に支持率が向上してきています。
 招致活動はこれからが正念場です。今後、更に招致気運の醸成に努め、オリンピック・パラリンピックの日本での開催を勝ち取れるよう、万全の体制で臨みたいと思います。
 引き続き皆様の応援をよろしくお願いいたします。

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IOC 評価委員会