笑顔あふれる学校給食を目指して
新学期が始まる4月。「今日の給食はどんなのかな」と楽しみに待つ子どもたち。毎日、たくさんの子どもたちが食べる学校給食には、多くの食材が使われています。
青森県は、食材となる米、野菜、果物、畜産物、水産物などの自給率がそれぞれ100%を超え、農林水産物の生産バランスが優れているのが特徴です。特に、ながいもやりんごの収穫量は全国トップであり、また、いか類の漁獲量も全国の上位を占めています。
青森県では、この食の豊かさを生かし、学校給食への野菜や米粉加工品の利用などに取り組んでおり、平成24年度からは水産加工品の開発を進めています。
水産加工品の開発では、流通業者・加工品会社・学校栄養士らが連携し、魚の種類や味・食感・形態などにつ
いて試作や検討を重ね、新商品17品が発表されました。
2月下旬に行った発表会・試食会では、青森県の特産物であるりんごと県内で漁獲量が高いさばを組み合わせた「さばりんご煮」や長芋とするめいかを組み合わせた「するめいかながいも煮」などが「郷土の食材を身近に感じられる」、「ふるさとを自慢できる」、「食育や地産地消に役立てられる」などと好評でした。
今後も、安全・安心で良質な県産農林水産物が子どもたちの下へ届き、給食の時間が子どもたちに笑顔をもたらすことができるよう、「日本一健康な土づくり運動」や「農林水産物の放射性物質検査」などの取組と併せ、関係者と連携し、県産食材を生かした商品開発などに力を注いで参ります。
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