佐賀県の医療新時代が到来!サガハイマット開設&県立病院好生館の移転開院
今年5月、佐賀県に二つの医療機関がオープンしました。一つは、鳥栖市に開設する「九州国際重粒子線がん治療センター(愛称:サガハイマット)」。もう一つは、「佐賀県立病院好生館」が「佐賀県医療センター好生館」と名称を変え、佐賀市の中心部から南西部に移転します。
サガハイマットは広く九州のがん医療の充実を目指して開設される国内4ヵ所目、九州初の重粒子線がん治療施設です。重粒子線がん治療は、がん病巣へ集中的に照射でき、正常細胞への影響を抑えることができます。また、がん細胞を破壊する力が強いため、これまで治療が難しかったがんにも治療の可能性が広がります。5月1日に開設し、6月からセカンドオピニオン外来を開始、8月からまずは前立腺がんを対象に治療を始める予定です。
一方、佐賀県の医療の中核を担う佐賀県医療センター好生館では、屋上にヘリポートを設置するとともに、地震に強い免震構造を採用するなど、「基幹災害拠点病院」としての機能充実を図ります。また、個室率を増やしたり、県立図書館の分室が開設されたりと、患者さんやその御家族が安らげるような工夫がされています。
佐賀県はこれからも、人々の健やかな毎日を支えるべく、医療の充実を図っていきます。
お問合せ
佐賀県粒子線治療普及グループ
電話番号0942-87-3072
佐賀県医療センター好生館
電話番号0952-24-2171