自然と歴史を体感する「増毛山道」について

 北海道北部の日本海側に位置する暑寒別天売焼尻国定公園の増毛海岸では、国道231号線が昭和56年に全通しましたが、かつて、江戸末期以降、ここの急峻な断崖によって交通の難所とされた増毛~雄冬間を迂回すべく、幕府の命を受け、増毛の漁場を請け負っていた商人「伊達林右衛門」によって開削されたのが増毛山道です。
 近年は深い山中で笹などに埋もれていましたが、北海道留萌振興局では、NPO法人増毛山道の会と連携して、平成21年度から22年度にかけてこの山道を復元しました。
 暑寒別天売焼尻国定公園の大自然はもちろんのこと、かつて郵便物の中継や宿場として利用された武好駅逓跡地、当時の電信柱、石積み、1等水準点などの歴史遺産を今も見ることができます。
 平成23年度からガイド付きで16kmフルコースの体験トレッキングを開催してきましたが、さらに今年度から5kmミニコースも新設し、トレッキング初心者にも門戸を広げました。
 豊かな自然と農水産物に恵まれた北海道では、間もなく実りの秋を迎えますが、留萌振興局では民間の方々とも連携し、こうした資源を活用して、食や自然を生かした地域づくりに取り組んでいます。
 是非、この機会に全国各地から御来道いただき、増毛山道と共に、秋の北海道ならではの美しい景観や味覚も満喫して、心ゆくまで楽しんでいただけたら幸いです。
【今秋の開催日】
 9月14日(土曜日) 16kmフルコース
 9月28日(土曜日) 5kmミニコース
 各日申込順です。定員になり次第締め切ります。
 ※詳細はホームページを御覧ください。
増毛山道には本事業等、許可を受けた事業でのみ入山が可能です。

お問合せ
北海道留萌振興局保健環境部環境生活課
電話番号0164-42-8437
HP http://www.rumoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/sizen2/masikesandou_page.htm

増毛山道の開削風景と二代目伊達林右衛門