小浜温泉における温泉発電事業と低炭素地域づくりの取組

 今年の4月から、長崎県雲仙市の小浜温泉で始まった、温泉の熱を利用して発電を行う「温泉バイナリー発電」。
 小浜温泉は源泉温度が約100℃、湧出量が1日当たり15,000tと非常に豊富な温泉資源に恵まれていますが、約7割の温泉水が海へ排出されていました。そこで、この温泉水から電気を起こして、低炭素な地域づくりを目指す実証実験が、環境省の委託事業として行われています。
 温泉バイナリー発電とは、「地熱発電」よりも小さな規模の発電方法で、約80℃~100℃の既に湧出している温泉水を使って発電するものです。天候に左右されず安定的に発電が可能で、地域の新しいエネルギー資源として注目されていて、既に全国から多数の見学者が訪れています。小浜温泉では、この発電所と併せて、日本一長い足湯「ほっとふっと105」や温泉蒸し釜料理など、温泉資源の恵みを体験する「小浜温泉ジオツアー」を企画するなど、新たな観光資源として誘客につなげています。
 今後は温泉発電の事業化・地域展開とともに、温泉熱を利用した温室ハウス栽培や養殖など、総合的な温泉資源の活用に取り組み、日本一のエコ温泉を目指します。

お問合せ
一般社団法人小浜温泉エネルギー
電話番号0957-74-3345
※見学ツアー予約・お問合せ
小浜温泉観光協会
電話番号0957-74-2672

小浜温泉バイナリー発電所