夏休みの夜に!「キングの塔」初の夜間庁舎公開を開催

 神奈川県では、8月14日~16日の3日間、「キングの塔」の愛称で親しまれている県庁本庁舎の夜間公開を実施しました。
 本庁舎は昭和3年に竣工した四代目の県庁舎で、創建85年を迎える神奈川県を代表する近代化遺産の一つです。平成8年に県内で初めて国の登録有形文化財に登録され、現在も行政庁舎として使用しています。
 毎月2回程度、休日の10時から16時まで公開し、普段見ることのできない知事室、旧貴賓室、旧議場などを御覧いただいています。
 今回、初めて平日夜間の17時から21時まで公開し、併せて様々なイベントを実施しました。
 県立高校の生徒たちによる和太鼓の演奏は、その迫力で、連日、観客の皆さんを感動させました。若手職員が企画運営した「かながわ縁日」では、幅広い世代の方々にミニゲームを楽しんでいただきました。屋上ではビールなどの飲み物を用意して、横浜港の夜景を楽しんでいただき、好評を博しました。
 最終日には、県警察音楽隊や中国獅子舞にも参加していただくとともに、本庁舎にデジタルアートを投影する「デジタル掛け軸」を点灯し、次々に移り変わる光の文様で幻想的に彩られた「キングの塔」を、多くの方に御覧いただきました。

 こうした取組の結果、3日間で約8,000人という、多くの方に御来場いただきました。
 公開中は本庁舎の歴史や装飾などの解説、案内、交通整理にも職員が従事して、全庁的な体制で運営を行いました。
 今後も、本庁舎の公開を実施し、本庁舎を開かれた県庁のシンボルとして、県を身近に感じていただく取組を行っていきますので、皆様、「キングの塔」に是非お越しください。

キングの塔