森の贅沢 ジビエ(猪・鹿)で地域振興!

 鳥取県東部では、猪や鹿による農作物等への被害が深刻で殺処分される頭数も増加していますが、その大部分が廃棄されています。その有効活用に向け食肉解体処理施設の整備が進み「鳥取県イノシシ・シカ解体処理衛生ガイドライン」に沿って処理された獣肉の販売供給が可能となりました。そこで、官民一体となってジビエを活用した地域活性化に取り組んでいます。

川上から川下までがスクラムを組んだ全国初の「いなばのジビエ推進協議会」

猪や鹿の有効活用を目的に狩猟者、食肉処理業者、飲食店、物産販売店、商工会、自治体等幅広い分野の52団体で構成された「いなばのジビエ推進協議会」(平成23年5月設立)では、安定供給できる体制づくり、ジビエのイメージアップと消費拡大に向け、「捕獲・加工・流通」と「広報・交流・調理」の2委員会で検討を行いながら、活発な事業展開をしています。また、今年度から「いなばのジビエコーディネーター」の配置により幅広い会員相互の連携や獣肉処理事業者の連携による販売体制づくり、商品開発、販路開拓が進んでいます。

鳥取いなば地域をジビエのメッカに!

同協議会ではジビエの魅力を広く県民や観光客に食べて知っていただこうと、平成26年1月26日まで同協議会の料理提供店(13店舗:平成25年9月現在)で「森の贅沢ジビエフェア」を開催してます。多くのマスコミに取り上げられ、顧客や提供店の増加等の効果が出てきています。

お問合せ
鳥取県東部振興監東部振興課
電話番号0857-26-7965
いなばのジビエ推進協議会HP
http://www.inabagibier.jp/

森の贅沢ジビエフェア